1. 「これでいいや」ではなく、自分の心地良さに目を向けられるように

綺麗になりたい気持ちが大きくなり、姿勢だけでなく美容にも気を遣うようになりました。最近は炭で歯を白くしたり、アーユルヴェーダで用いられるU字型の舌苔を取るものを使ったり、浸透性が高い美容オイルをつけたりしています。

私「これでいいや」が結構多かったんです。羽織るものを選ぶ時でも「寒くなきゃいいや」と思いがちだったのが、“頭の先からつま先までという気持ちが増えました(笑)

それと、全部洋服を変えたからとは言いにくいですが、食べ物や洋服の、素材や作られ方、地球環境にいいかどうかを見るようになりました。最近は草木染めにハマっていて、可愛いと思うものを探しています。

もともとそういう気持ちはあったけれど、実際に選ぶ余裕ができてきました。安いものを変に買うなら、化学製品でない良いものが欲しいと思うようになり購買につながっています。

今までもあまり買ってはいなかったけれど、大量生産のお店では買わない。大量生産が悪いということではなくて、長く使えるこだわりのものが欲しいから、「これでいいや」と思うものを減らすようにしています。


2. 仕事の報酬を上げて言えるように

仕事面では、新規のクライアントに提示する報酬を、少し高めに言うことができるようになりました。“そんなに知らないし情もないから、断られてもいいや”と。前はそれすらできなくて「○円でも大丈夫ですか?」と伺いに行くような感じで、自分で設定した価格よりも低く提示することもありました。

「仕事がないなら別にいいや」と口では言っていたけれど、心の中ではそう思えていなかった。でも今は「本当にいいや」と思っているから、「これで無理だったらいいです」というスタンスでいけるようになりました。

これは、前より仕事の経験値が増えたこともあるし、服装を見てもらったことで、総合的に前より自分に自信がついてきたのかもしれません。

「自分も自信持っていいんだ」と思えるようになって、以前より報酬を伝える時の申し訳なさが消えました。嫌な仕事を安くやるのとニートだったら、ニートの方がいいなという気持ちに変わったのは良かったです。


3. 理想の自分に近付くために行動しはじめた

もともと、土地に縛られることなく、海外に移住しても自分で仕事を作れたり、いきいきと生活していけるような自分になりたいと思っていました。でも、その達成方法までは具体的に考えられていませんでした。

今は、理想だけで終わらせず、そこに近付くためには、実際にどういう風に変えていけばいいのかを、前よりも考えるようになりました。

フリーランスならどこでも仕事できると思ったけれど、クライアントが東京にいるとかで、意外とフリーランスも縛られているんですよね。なので、自分の今の案件で本当に移住できるのか?実際にどこでも仕事するスタンスでやるにはどうしたらいいか?を考えて、この間、今の仕事を書き出してみたんです。

クライアントの8割が東京での仕事だとしたら、移住できないってなるけれど、実際に書き出してみたら「あれ、意外と東京のクライアントいないな」と気付きもあったし、「じゃぁ次どうしようかな」と、少しずつ砕いて考えられるようになったと思います。

プライベートでも、本当に移住したいとなった場合に、どういう人と結婚すればいいのかな?という視点を持つようになりました。出会いアプリを見ていても「この人、すごく日本的で移住は難しそうだな。じゃぁ私の理想と違うかな」とか。それで相手選びをしてはいけないかもしれないけれど、「私の理想の生活をするためにはどうしたらいいんだろう?」ということを、最近は考えるようになっています。